インターネット住まいガイドBlog

エアードームの可能性

2011.10.21

八八年春、東京・後楽園球場は日本初の屋根付き球場として生まれ変わる。竹中工務店が施工したエアードーム(空気膜構造建築)の第一号である。米国ではすでに十数年前に実用化されているが、屋根になる膜材が化学繊維のため、防災、耐久性に問題ありとして長い間わが国では許可されなかった。新しい素材の開発で、いよいよ日の目をみることになる。研究開発の内容は、膜の素材、強度、耐久性を中心に、膜をふくらませた状態に保つ送風・与圧システム、積雪耐風安定性、室内環境の性能などである。

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各社とも研究を終え、清水、大成、鹿島建設などが具体計画を受注している。寒暖の差が大きく、晴雨の変動が激しいわが国の場合、エアードームの可能性は図り知れない。大型スポーツ施設、催事場、大型店舗、倉庫など多様な利用が考えられる。また、極寒の地、あるいは砂漠地帯での高級農園など、国際的展開も不可能ではない。今後の課題は、性能の安定性となによりコスト低減にあるとみられている。





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