災害があったので復旧工事をあてにして機械を買ったものの、災害後3年を原則にしている復旧工事が終ったあと、その地域全体にやたらにブルドーザーが遊んでいるなどという例は現在でも珍しくない。コンクリート舗装の機械を買ったらアスファルト舗装の工事ばかり多くあったなどということもある。ブルドーザーにしても工事条件に合わせて機種を使いわけるのが本来合理的である。37年10月に会社更生法の適用をうけて注目をあびた高野建設の例なども、名神高速道路の入札に参加するために十数億円の機械化投資をしたのが直接の導因になったといわれている。
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場合によって機械化はきわめて危険なのである。だから建設業の機械化には、土木工事の入札指名の条件に機械所有があげられるケースが多くなったこと、機械に依存しなければ不可能な工事条件たとえば工期や仕上り品質や工法が発注者によって求められたことなど、とくに中小企業にとってその動機は受身なものが多い。