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土壁の竹小舞のルーツはブータン

2011.10.14

土壁には骨組みが必要であるが、その骨組みとなる竹小舞のルーツはブータンであるという。ブータンの人の顔は日本人とよく似ているといわれるが、顔だけではなかったわけだ。ブータンの竹小舞は、日本のもののように真っ直ぐな平面ではなく、少し曲面状になっているのが特徴である。竹小舞は、竹を割いて縦横に格子状に組み合わせて心材とし、その上から下塗り、中塗り、上塗りを行う。土と藁と水とメチルセルロースなどを練り合わせて塗り込めていく。日本の伝統的家屋でも古くから行われている手法である。竹を使う理由は、竹は木材と比較すると高さ方向の長さ変化率が八割ほど小さく、寸法の安定性に優れているためだ。つまり、使っていても長さの変化が少ない。物差しや計算尺などがみんな竹でできているのはこのためである。滑りがいいのも利点である。土壁の心材になる竹には、荒縄を巻きつける。これは、土を付着しやすくするためで、土も粗い粒子のものを使う。物理的に凹凸の形にした荒縄に土を巻き込むことによって、骨組みと土を一体化させるのがねらいだ。

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